注文住宅の国の補助は「みらいエコ住宅2026事業」。性能区分と地域で額が決まる
2025年度の子育てグリーン住宅支援事業は、新築の各枠が予算上限に達して受付を終了しています。2026年に着工する注文住宅は、国土交通省などの住宅省エネ2026キャンペーンの一つ「みらいエコ住宅2026事業」が対象になります。
情報の確認日:2026年10月12日
注文住宅の新築の補助額
| 補助対象住宅 | 1〜4地域 | 5〜8地域 | 古家の除却を伴う場合 |
|---|---|---|---|
| GX志向型住宅 | 125万円/戸 | 110万円/戸 | 加算なし |
| 長期優良住宅 | 80万円/戸 | 75万円/戸 | 20万円加算(複数除却でも上限20万円) |
| ZEH水準住宅 | 40万円/戸 | 35万円/戸 | 公式ページで確認 |
地域区分(1〜8地域)は省エネ基準の地域区分で、事業の公式サイトに地域区分の検索ページがあります。除却の加算は、新築する建築主またはその親族が所有する住宅で、2025年11月28日から完了報告までに解体工事が完了するものが対象です。
5〜8地域で、親が所有する古家を解体して長期優良住宅を建てる場合:75万円+20万円=95万円。同じ条件でZEH水準住宅なら35万円(除却加算は公式で確認)。補助額の差60万円と、長期優良住宅の認定にかかる費用・工事費の差を並べて比較します。
対象になる世帯
GX志向型住宅はすべての世帯が対象です。長期優良住宅とZEH水準住宅は、子育て世帯または若者夫婦世帯に限られます。
- 子育て世帯:申請時点で、令和7年4月1日時点で18歳未満(平成19年4月2日以降出生)の子がいる世帯
- 若者夫婦世帯:申請時点で夫婦であり、いずれかが令和7年4月1日時点で39歳以下(昭和60年4月2日以降出生)の世帯
- 令和8年3月末までに工事に着手する場合は、基準日が令和6年4月1日になります
時期と床面積の条件
- 工事請負契約は着工までに締結(契約の時期は問わない)
- 基礎工事(根切り工事または基礎杭打ち工事)への着手が2025年11月28日以降
- 一定以上の出来高の工事を、基礎工事完了後から2027年1月31日までに完了
- 住戸の床面積が50㎡以上240㎡以下(建築基準法の床面積・壁芯)
- 立地の除外要件(災害リスクの高い区域など)と性能要件は、公式の要件ページで確認
受付状況(2026年10月12日時点の公式発表)
交付申請の第2期は2026年5月13日〜12月31日で、予算上限に達し次第終了します。ただし注文住宅の新築のうちZEH水準住宅は、第2期の受付が2026年9月30日までに短縮されています。住宅省エネ2026キャンペーンのサイトでは、2026年10月12日時点の予算に対する申請額の割合が、GX志向型住宅で64%、長期優良住宅・ZEH水準住宅で38%と公表されていました。
申請するのは建築会社
補助金は、一般の消費者が直接申請することはできず、申請手続きと補助金の受け取りは登録済みの「みらいエコ住宅事業者」(建築会社など)が行います。GX志向型住宅は、建築事業者がGXへの協力表明をしていることも前提になります。見積比較では、各社が事業者登録をしているか、受け取った補助金が建築主にどの形で渡るか(工事代金への充当など)を契約前に書面で確認します。
相談先・申込先の選び方
補助の対象になるか、いつ申請できるかは、性能・立地・世帯の条件と予算の消化状況で変わります。本稿は公式発表の整理であり、採択を保証するものではありません。要件の詳細はみらいエコ住宅2026事業の公式サイトと事務局の問い合わせ窓口、申請手続きは契約先の建築会社に確認してください。自治体の補助と併用できるかは、自治体の窓口に確認します。
確認日:2026年10月12日。補助は予算上限に達した時点で受付が終わります。ここに書いた数字は確認日時点のものです。
費用と条件を分けて、ひとつずつ確かめよう。